災害救援

 

能登地震&豪雨災害

奥能登・週末ボランティア

毎週・金(12:00)発2泊3日

 

輪島市 町野町は、ボランティア「極少」地区です。

そんなところに100年に一度豪雨。

 

毎月2回の地震被害のボランティアを、

10月11月は毎週にしてボランティアバスで現地に行きます。

困ったときにはお互い様。地球温暖化では水害が多発します

今できることをやりましょう!

 

【支援の計画】

○支援する場所:石川県輪島市・町野町

○活動:水害後の片付け、家屋の清掃、避難所・仮設住宅の支援(お茶会、足湯ボランティア)、在宅避難者のニーズ調査、農地・宅地の応急復旧など。

 

■行程(毎金12:00発、または16:00発)

・現地で土/終日、日/半日の活動。

・バスの場合は毎週金の昼12時に出発。日曜21時宇都宮着/東京方面の人は高崎線新町駅で降車。定員10人に満たない場合はワゴン車運転していきます(出発時間も変更)

 

 ○ 宿泊:現地の集落の集会所。寝袋持参。1泊1000円(食費等)

※現在は停電、断水です。水を持ち込んで自炊します。

※電波も届いていません

〇 連携団体:NGO結、風組関東など。

○ 食事:宿泊場で自炊、またはコンビニ等で調達。

○ 参加費:3000円(本会の年会費。2回目以降はなし)

○ ボランティア保険は自分で加入してください⇒   https://www.saigaivc.com/insurance/

〇 報告会とボランティア事前説明会を、毎週土曜18:00~事務所で行います(オンライン参加も可)

〇 未成年者は保護者の承諾が必要です。

○ 持ち物:着替え、寝袋(夏はシーツのみでもOK)、洗面用品、タオル、長靴、カッパ(傘)、保険証 ○服装:動きやすい服装

 

〇出発日

11/8-10 (水害み)

11/15-17 (水害)

11/22-24 ボラバスコース(水害)

11/29-12/1(水害)

12/6-8  (水害)

12/13-15 (水害み)

12/20-22(水害)

12/27-29 ボラバスコース(水害)

1/10-12 みんなで運転コース

1/24-26 ボラバスコース

2/14-16 みんなで運転コース

2/28-3/2 ボラバスコース

3/14-16 みんなで運転コース

3/28-30 ボラバスコース

(1月からは月2回の予定です)

 

バス/ワゴン:第1、第3、第4金、(第5金)

※毎回、ボランティアバスの予定でしたが、定員(10人)に満たない場合はワゴン車で行きます。ボラバスか、ワゴンかは出発週の水曜日にメール等で連絡します(また、運転できる人は申し出てください。車種:ハイエース)

16:00発で現地に行きます。

<集合時間>

A:金曜・正午発)バス

  11:00:集合⇒自己紹介タイム 11:30:事務所出発⇒ 12:00 祥雲寺発

 (12:00発⇒21:30着)

B:金曜 午後発)ワゴン車

  15:00:集合⇒自己紹介タイム 15:30:事務所出発⇒ 16:00 祥雲寺発

 (16:00発⇒深夜2:00着)

 

ワゴン/車:第2金

※第2金曜日はボランティアバスではなくワゴン車を運転していきます。

時間も①16:00発(10人)または ②19:00発の2段階で行きます。人数10人以下の場合には②で、10人超した場合には①と②の両方になります。

その場合には原則として16:00で行ってもらいたいです。遅くてもいい人は19:00です。

★希望時間「A、B、と どちらでもOK」をお知らせください。

<集合時間>

①金曜 午後発)

  15:00:集合⇒自己紹介タイム 15:30:事務所出発⇒ 16:00 祥雲寺発

・初めての人もいるのでなるべく事務所に集合してください

 (16:00発⇒深夜2:00着)

②金曜日 夜発)

  18:00:集合⇒自己紹介タイム 18:30:事務所出発⇒ 19:00 祥雲寺発

・初めての人もいるのでなるべく事務所に集合してください

・渋滞などで間に合わない場合は「祥雲寺に行く」と連絡ください

 (19:00発⇒早朝4:00着)

 

※なお各種の都合で活動便が中止になることもあります。

※災害NPO、NGOなどで独自に派遣計画を立てたい方も歓迎です。相談に乗ります。

※個人の自家用車等で現地に行く人も歓迎。連絡ください。

 

◆グーグルフォームから申し込み こちら>>https://forms.gle/YKgdQ5RftqFr8jyi8

◆申込/電話028-678-3155

 

応募のやり取り

①グーグルフォームに記入する

②応募から3営業日以内(日月祝休業)に事務局から仮受付メールが届きます

 ※詳細情報についての資料も添付いたします。

③出発日までに参加可能な説明会の日程

 (説明会は毎週土曜日18:00-)

 を事務局宛てに返信してください:tvnet1995@gmail.com

④受付完了

 

※フォーム送信後3営業日以内(日月祝は休業)にメールが届かない場合は、お手数ですが「とちぎボランティアネットワーク・028-678-3155」までご連絡ください。

※必要事項を明記したメール(③)が事務局で確認できなかった場合は応募取り消しとなりますので、ご注意ください。

 

認定NPO法人とちぎボランティアネットワーク

電話028-678-3155 FAX028-678-3176 ■https://www.tochigivnet.com ■メール info@tochigivnet.jp


 

毎週土曜 18:00-19:00時 説明会・報告会・会議(リアル&ZOOM)

興味のある方はどなたでも参加できます。事前申込みは不要。

>> こちら  


足りない名簿 年内、毎週!

11/25現在

すごく足りないです。年内毎週です‼ 応募を!!

3月までの日程を公開してます。12月中は毎週、1月からは月2回です。水害年内にはなんとかしたいですね。ボラ申込み入れてね。


寄付募集


ブログ(活動日記)


「 俺ら毎日やることねえんだ、魚はいっぱいいるんだけど」。

「ボラセンなく」復旧作業を頼めない人もいた

 

 4月からとちぎ ボランティアネットワークに入会し、輪島市 町野町で復旧活動に参加している。主な作業は倒壊した納屋からの器具の搬出、家屋からは家財道具の取り出し、また耕作ができなくなった水田の草刈り。ソフト面では集会所で足湯を行い、被災者のくつろぎを提供し、つぶやきを聞いてきた。

 現地では日本海沿いの国道249号が珠洲市に入ったところで通行止めのまま、集落内の道路は 手付かずの状態が残っている。 作付ができない水田には9月の集中豪雨が重なり、砂利、土砂、流木に覆われ、途方に暮れる状況だ。現場の活動はボランティアが足りず、私たちも頼まれた作業を完了できずに途中で切り上げざるを得ない状況が多々ある。

 また被災者側でも復旧してもらう作業を、どこへ頼んで良いかわからない人もいる。そんな状況なのでボランティア側が作業が必要な場所(家など)を探し、住民と調整して、それから復旧活動するという現実もあった。

 

5年前「栃木の水害も迅速にボラセン」できた。今年の山形水害でも。ここは??

 

 かつて大きな災害があった栃木県内の被災地の復旧活動を振り返ると、鹿沼、栃木、 佐野、宇都宮等を襲った5年前の台風19号の大洪水では、各市の社会福祉協議会によるボランティアセンターが早急に立ち上がり、 1人で参加する多くのボランティアを受け入れ、小グループに分けて活動先と内容を説明し、準備してあるスコップや一輪車などを持たせて現地・現場へ送り込んでいた。

  現にこの夏(2024年8月)、 大雨による最上川の氾濫があった山形県の鮭川村、戸沢村に行った時は、被災間もない 8月7日には、県と市の村の職員を配したボランティアセンターが立ち上がっていて、「本日は 50人のボランティア が参加して、〇〇の現場に向かっています。もう、今日の予定は足りてますね」とのこと。 道具・機材も揃っており、感動したところでした。

 

 身も心も 折れてしまう前に 船着場を整備してやらないと・・・

 

 11月2日の朝日新聞社説に輪島市町野町や南志見(なじみ)地区などでは多数のボランティアが必要だが、中心部から遠く、社協に多くを期待できないので地元有志で「まちなじボラセン」が活動している記事があった。しかしこれだけでは復旧活動は進まない。いち早く立ち上げたあとは、一人でも多くのボランティアを受け入れること、復旧の要望を取り上げること、それをマッチングして機材・道具を持たせて活動する体制をいち早く作ることが必要だ。

  新聞・テレビなどの報道機関も現状や活動を伝えることも大事だが、復旧の速度を早めるこれらの体制作りの必要性を節に訴えてほしい。

 ある漁師のつぶやきが聞こえてきた。

「 俺ら毎日やることねえんだ、魚はいっぱいいるんだけど」。

 身も心も 折れてしまう前に 船着場を整備してやらないと・・・と思い能登半島、曾々木の海岸を後にした。( 2024年11月/小林幹広) 

 

つぶやき2024/12/6

80代女性 〇(「まけないぞう作りの)張り紙を見て隣の人を誘ってきた。地震のことを考えると気が滅入るが、こうやって外から来てくれた人に話をすると気が軽くなる。 ・週に一回デイサービス(町野)に通っている。そこでも知り合いと話したり塗り絵をしたりして気晴らしになっている。 ・地震の後は体調がよくなかったが、生活が落ち着いてきたら体調もよくなってきた。 〇感想:活気がありよくお話される方だった。気が沈むとネガティブなことも話してくれた。私たちと話すことで少しでも気分転換になればいいと思う

 

40代女性

〇この集会場はふだん住民に解放されていて手芸が趣味の人が集まっていることもある。O出さんはこの頃外に出てくることも減っていたけど、今日は来ているからよかった。 ・こうやって教えてくれる、まけないぞうがいるのはいいね。これまで正月には親戚の家でうすときねで餅をついていた。(昨年の)地震直後は餅があったので役立った。伯父さんの家は全壊で取り壊してしまったのでもう餅つきはできない。 ・私の家では餅には豆、あわ、きびを混ぜる。あんこを入れてまとめる。お雑煮の場合、丸もちを焼かずに昆布だしの汁に生の岩ノリをのせる。 〇感想:比較的若い人からの話を聞けた。近所の高齢者のことを見守ってくれて心強いと思う。餅つきが伝統だったのにできなくなってしまって残念

 

M田さん 70代女性 〇地震の直後はみんな「家を解体して立て直す」と言っていたけど、この頃には言わなくなった。この先の見通しなんて全然立たないのに…。(足湯は)足がポカポカしてます。温まった。 〇感想:優しそうな穏やかな雰囲気で口数の少ない方でしたが、ぽつぽつと話してくださった。とても素敵な発言。なんとも返事のしようがなく聞いていた。足湯の後はまけないぞう作りをしばらく見学していた。楽しんでおられたようでよかった。

 

K下さん 70代女性 〇畑で、店で売っているような野菜は何でも作っていて今まで野菜なんて買ったことがなかった。この水害で畑に土砂が入ってしまって秋の野菜が全部だめになった。里芋だけは少しできた。 ・今日小さい芋を洗ったりしてきた。 ・畑をやっていると楽しくてほかに何も考えないでよい。 ・地震では何とかなったが水害があるとは思わなかった。 ・仮設住宅は春先が寒かったので冬の寒さが心配。 〇感想:→近所の人に声をかけてもらい参加、足湯の後まけないそう作りにも参加していた。笑顔で語ってくださった。足湯や手芸で気晴らしができたらいいなと思った。 H江さん 70代女性 〇納屋の窓が割れていたのをこの間ボランティアさんにふさいでもらった。今日は足湯をやったらまけないぞうを作る。このセーターも昔自分で編んだもの。 〇感想:本人がモノづくりに参加する とても好評。

 

K屋さん 80代女性

若い人に足湯をやってもらえてうれしい。深見で生まれ、裏山に嫁いだ。避難所には1か月になる。(9月の)水害で来た。仮設はまだ当たらない。

〇感想:あまりボランティアは来てない様子

 

能登ボラ3月まで月2回行きます>>>こちら

まけないぞう作りスタート! ぞうが伝える被災地の責任

 

まもなく1年。「テレビ見ることしかない」

 

 元旦に起きた能登半島地震から一年を迎えようとしている。

 3月までは名古屋のレスキューストックヤードに加わり穴水町に入って被災地支援活動をやっていたが、その後「輪島市町野町はほとんどボランティアがいない」と聞き、現在に至っている。3月に活動開始したときまず驚いたのは、全く手付かず状態で見放されていると感じた。それが今も続いている。

 8月頃には仮設の生活に落ち着き始め、玄関には切花など飾り「もうここで暮らし始めます」と言うメッセージを感じた。

 いままでの暮らしは、広い屋敷、畑には食べる分の野菜があった。一日することは一杯あった。季節ごとの畑仕事や冠婚葬祭。地震はそんな普通の暮らしをみんな奪ってしまった。その上、9月の水害で畑も流れ、寄り合って語り合う集落も寸断された。狭い仮設の中でテレビを見ることしかない。

 そこで「足湯で語り合おう、しゃべってもらおう」とやり始めたら意外に皆さんしゃべりたいことが良くわかった。知らないもの同士少しタッチして世間話が始まる。若い子との対面に話が弾む。

「ちょっと待ってな」と自宅にもどりアケビや漬物を持って来てくださる。ボランティア初めての学生が多く、大歓迎を受けた。自分たちが元気を貰ったとの感想が多かった。

 

「あんたー違うがねー」。する側・される側がない会話

 

 閉じこもりがちな冬にもってこいの「まけないぞう」作りを12月から始めた。

寄付で集めたタオルを手縫いで「ぞう」の形にした壁掛けタオルだ。洋裁に得意な人も苦手な人も一緒に教えあいながら、お喋りしながらの様子は始めて良かったとつくづく感じた。

 まけないぞうを初めて作るボランティアメンバーだったのがなおさら良かった。「あんたー違うがねー」と言われながらこちらも真剣。ボランティアする側、される側をとっぱらい楽しい時間が共有できた。

 

被災地責任:被災者が次の(災害の)人に伝えること

 

 現地に入って思うのは暮らす人が諦めなのか、何でも受け入れる土地がらなのか、文句も言わず感謝しか言わないことだ。「遠いところに良くきてくれたね」。もう一年が経つのに今でもそういって労ってくれる。とても嬉しいことでもあるが。

「被災地(者)責任」という言葉を思い出した。被災者自身が体験したことを語らなければ次の災害に生かせない。地震を経験し避難先での生活、転々と住居を変わらず得なかったときの事、仮設の暮らしづらい間取りやオール電化の使いづらさなど語って欲しい。

 温暖化のいま毎年の水害・地震は、可能性「大」だ。災害が起きる度に「ボランティア自粛論」が出る。本当に残念だし、怒りさえ感じる。

「何とかならないのこの発言」。一日も早く沢山のボランティアが入って手伝いたい。足湯、片付け、まけないぞう作り、酒飲みなどやりながらこれから先を共に考える仲間になって行きたい。(菊池順子)

 

☆お願い

まけないぞう作りの新品のタオルを集めています(厚手ものがよい)。文字が入ってなく色付き、柄ものOKです。事務所にお電話下さい。また届けて下さるととても嬉しいです。(1本につき10円程度のカンパももらえるともっと嬉しいです)

028-678-3155 (事務所は日・月休み)

 

まけないぞうサイト

https://www.tochigivnet.com/ganbaroutochigi/utsunomiyadiy/%E3%81%BE%E3%81%91%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%9E%E3%81%86-%E5%BE%A9%E8%88%88%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%82%BF%E3%82%AA%E3%83%AB/

道路わきに、静かに普通に斜めに崩れた家。「我慢してるんだなぁ」

 もっともっと人の手があればなぁ

 

 被害のあった地域に入ると 特に静かに感じた。道路脇に、静かに普通に斜めに崩れた家と、流れてきた 大木や残骸。これを毎日、目にしながら不便な生活を余儀なくされた人。そんな中でも暮らす人やお店の人の笑顔や穏やかさに、心の強さを感じた。

 もっともっと 人の手があればなあ。

 もっともっと 近くの人が行ってあげられればなあ。

 もっと早く元気に笑顔を増やせると思うのになあ、、、」と思いながら就寝。

 

「ほぼつぶれた家の屋根だった辺り」に上り 貴重品救出

 

 あさイチで現場近くの「ボランティア拠点」で朝礼。その日どこに何人向かい、何をするかが知らされているので、装備の準備ができます。 情報は大事です。

 壊れた家からの物品を探すために、「 ほぼ潰れた家の屋根だった辺り」に上り、釘の出た柱や、ずぶ濡れの畳、割れた瓦を取り除く人と、泥や残骸をスコップで掬っては 一輪車で運ぶ人に分かれ、 エンドレスの作業。雨だったら危険でできなかった 作業だと思いました。人数も必要です。

 午後は旅館に流れ込んだ泥の泥の除去作業。電気も水道も止まっているため、ポータブル電源で明かりを確保しての作業で、ひたすらスコップで水分を含む泥を入口付近に運び出していきます。人手がなければ話にならない 「10人ぐらい必要」の意味がよく分かりました。

 次の日の足湯ボランティア。 仮設住宅の敷地内にある集会場でカセットコンロでお湯を沸かし、足湯バケツに入ってもらいながらゆっくりとお話を伺う。仮設住宅での足湯は女性しかきませんでした。男性限定の「そば・うどん打ち教室」などがあったら楽しいのではと思いました。

 

慣れないオール電化、「我慢してるんだな」

 

 仮設はオール電化らしいのですが「前日、停電になった」と心配されていました。火事になったら周りに迷惑をかけるのでガスは使えないし・・・と、「一生懸命やってくれているので電力会社に電話するのも遠慮した」とのこと。「我慢してるんだな」と思いました。

 栃木から応援に行くのであれば、大学や高校の掲示板を利用させてもらい、 ボランティアを募るのはどうでしょう。(相場久美)

※写真:側溝の下は全部泥

※ボラサポの助成で実施

能登ボラ、ほぼ毎週末ボ集>>>こちら


募金付グッズ ショッピング


まけないぞう

東日本大震災で被災したお母さんたちが、心をこめて作成した「まけないぞう」です。ひとつ400円。

 

くわしくは、「まけないぞうプロジェクト」をご覧ください。

 


わかめ(石巻市 十三浜産)

被災地支援で知り合った宮城県石巻市 十三浜のわかめ 390円

三陸わかめが有名ですが、地元「三陸」では“十三浜”産のわかめがブランドです。つまり、三陸の中で最もおいしいという評判のもの。

事務所やイベント、会員総会でも持ち歩いて売ってます。

ぞうといっしょにわかめはいかがですか。

生産者の情報はこちら