ワーカーズコープとは? 協同労働の魅力

那須まちづくり広場から広がる未来

 こんにちは!今回は「ワーカーズコープ」と「協同労働」について、その基本的な考え方や那須まちづくり広場での実践をご紹介します。

ゲストは相良孝雄さん堀部祐輝さん

 地域の課題解決に挑み、多世代がつながる場所をつくる協同労働の魅力を、ぜひ感じてください!

 ワーカーズコープと協同労働とは?

「ワーカーズコープ」は、働く人が自ら出資し、経営に参画し、意思決定を行う共同労働を基盤とした組織です。これは、ただ働くための職場を提供するのではなく、働き手自身が主体となり、自分たちで働く場をつくるという画期的な仕組みです。

協同労働では、次の3つの柱が重要です:

 

  1. 出資:働く人が資金を出し合い、経営に関わります。
  2. 経営参画:全員が意思決定に参加し、給与や事業計画を話し合います。
  3. 地域貢献:地域課題を解決する仕事を自ら創出します。

この仕組みを通じて誰もが平等に意見を持ち、働きがいを感じられる社会を目指しています。


那須まちづくり広場での実践

 那須まちづくり広場は、協同労働の理念を実践する場として、元朝日小学校を活用して生まれました。この広場は「少子高齢社会の小さな拠点」として、多様な人々が集い、学び、楽しむ場所を提供しています。

主な活動内容

  1. 障害福祉サービス
    放課後デイサービスや生活介護など、障害のある方々を支える事業を展開。

  2. コミュニティカフェ「ここ」
    地域住民や観光客が気軽に集まれる場として、温かい食事や交流の機会を提供しています。

  3. 自然食品店「楽校deマルシェ」
    地元の農家や生産者が提供する有機野菜や自然食品を販売。健康で安心な食生活を提案しています。

  4. ゲストハウス「あさひのお宿」
    1泊3,500円から利用可能なドミトリー形式の宿泊施設。観光や合宿、ビジネス利用にも対応しています。

  5. ツリーハウスづくり
    自然を楽しみながら地域活性化に貢献するプロジェクト。子どもたちにも大人気です!

    YouTubeでさらに詳しく!

     相良孝雄さんや堀部祐輝さんが語る「協同労働」や広場の取り組みについてインタビュー動画でわかりやすく紹介していますので、ぜひ、ブログだけでなく、YouTubeの動画もチェックしてください!                       実際の声により、深く那須まちづくり広場を知ることができます。       🔗 YouTubeチャンネルはこちら

 

 

協同労働の可能性と地域づくり

 那須まちづくり広場は、地域の課題解決に向けた「協同労働」のモデルとして、多くの可能性を秘めています。たとえば、高齢化が進む那須町では、高齢者が安心して暮らせる住宅やサービスを提供することが重要です。

 また、若者が地域で働き、学び、楽しむ機会を増やすことで、持続可能な街づくりを実現しています。

さらに、広場内ではツリーハウスの建設など、自然を活かした新たな試みも進行中。

訪れる人々が楽しみながら地域に貢献できる仕組みがどんどん広がっています。


編集後記

 今回ワーカーズコープの協同労働という働き方と、その実践の場である那須まちづくり広場の魅力をお伝えしました。相良孝雄さんの力強いリーダーシップと、堀部祐輝さんの若い世代ならではの柔軟な発想が、地域づくりに新たな風を吹き込んでいます。

 那須まちづくり広場は、ただの施設ではなく、「人」と「地域」がつながる拠点です。

この取り組みがさらに広がり、多くの人々の心に届くことを願っています。

ぜひ一度、那須まちづくり広場を訪れ、協同労働の現場を体感してみてください!

 

次回もどうぞお楽しみに。

YouTubeもぜひ覗いてみてくださいね!(ボランティアのしょうちゃん)ショート動画↓↓