地域と癒しの未来をつなぐ:ミープル学童保育クラブ、フリースペース「ロコミ」、そしてソウルサウンドライアー

 大田原市新富町で子どもたちや地域住民に安心と癒しを届ける活動が、注目を集めています。その中心にあるのが、ミープル学童保育クラブフリースペース「ロコミ」。

また、不思議な音色を奏でる ソウルサウンドライアー の存在があります。

 

 今回の生配信のゲストは中尾翔吾さん、IZUMIさんです。これらの取り組みと、それを支える活動について詳しくご紹介します。

子どもの主体性を育むミープル学童保育クラブ

 ミープル学童保育クラブ は、ただ預かるだけではなく、子どもたちの「主体性」を伸ばすことを目的にしています。他の学童施設と異なり、決まったプログラムや時間割がないため、勉強や遊び、休憩のタイミングを子ども自身が選びます。

これにより、子どもたちは自分で考え、自分で行動する力を自然に身につけていきます。

運営者の中尾翔吾さんはこう語ります:

「子どもたちの成長にとって、自由に選び、自分で生活を組み立てる経験はとても重要です。家庭のように温かい場所で、主体性を育むサポートをしたいと考えています。」

現在は保護者が働いているご家庭の子どもたちを対象としていますが、将来的には誰でも利用できる民間型学童クラブを目指しているそうです。


誰でも安心できる居場所「フリースペース ロコミ」

 ミープルを卒業した子どもたちや、不登校の子ども、大人も利用できるのが フリースペース「ロコミ」 です。「口コミで広がるコミュニティ」を意味するその名前通り、来た人が自由に時間を過ごし、自然なつながりが生まれる場となっています。

「ロコミ」では、来訪者がやりたいことを自由に選べるのが特徴です。本を読む、外で遊ぶ、ただのんびり過ごすなど、どんな形でも過ごすことができ、全ての人が気軽に訪れられる温かな空間が広がっています。

 中尾さんの目指すのは、地域全体で人を支える仕組みです:

「地域の誰もが自分のペースで過ごせる居場所を作ることで、孤立や不安を減らしたいと思っています。」


癒しの音色を届けるソウルサウンドライアー

 今回のインタビューでひときわ注目を集めたのが、IZUMIさん が演奏する「ソウルサウンドライアー」です。木製のこの楽器は、ドイツ発祥のもので、心地よい 432Hz の周波数で音を奏でます。この周波数は「自然界の調和」とされ、心身を整え、リラックスさせる効果があると言われています。

 IZUMIさんは、体に直接ライアーを当てて振動を感じてもらう「体感セッション」も行っています。ライアーの音色と振動は、聞くだけでなく体全体に響き特別な癒しの感覚を提供します。

IZUMIさんはその魅力をこう語ります:

「ライアーの音は、聴覚だけでなく身体全体で感じられるものです。この音色をもっと多くの人に届けたいですね。」

YouTubeチャンネルではとても貴重な、ライアーの演奏動画を公開しており、さなみんのフルートや水カリンバとのコラボレーションも必見です。

 

2人が語る「音と場所のつながり」

 最後に、お二人にお互いの活動への印象を聞きました。

中尾さん:「IZUMIさんの演奏は、ロコミの静かな空間ととても相性が良いと思います。あの音色があると、心がほぐれるような感覚になり、場所全体がもっと温かくなりますね。」 

 

IZUMIさん:「中尾さんが作ったロコミのような自由な場所があることで、人々が音楽や癒しに触れるきっかけが広がると思います。こうした場がもっと増えていけば素敵ですね。

編集後記

 ミープル学童保育クラブ、フリースペースロコミ、ソウルサウンドライアー。それぞれの活動に共通しているのは、「自由」と「つながり」というテーマです。

中尾翔吾さんが作る居場所は、子どもから大人まで誰もが安心して過ごせる空間であり、IZUMIさんが奏でる音色は、そんな空間をさらに特別なものにしています。

 

ブログを読んで興味を持った方は、ぜひ一度現地に足を運んでみてください。

また、YouTubeチャンネルや下のInstagramよりその様子をチェックするのもおすすめです。

音楽と地域の力が織りなす新しい未来を、ぜひ一緒に体験してみてください!(ボランティアのしょうちゃん)


リンク情報

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     https://www.youtube.com/live/2aLbO3VKoS8?si=ktpX6xPJ48zA9kFK