那須塩原市シニアセンター訪問記：元気な暮らしをサポートする場所

　那須塩原市にあるシニアセンターを訪れました！高齢者が健康で豊かな生活を送るための取り組みが詰まったこの施設、どんな魅力があるのか体験してきましたのでご紹介します。

温泉を活用したプールで健康づくり

　センター内には、なんと温泉を引き込んだプールがあります！

水温は35℃程度と心地よく、冷え知らず。泳ぐプールではなく、水中ウォーキングやストレッチ、筋力トレーニング専用のプールとのこと。
腰痛や膝の痛みがある方も無理なく体を動かせると大好評。実際に水に触れてみると、「これは癒される！」と感じました。定員15名程度で、みなさん楽しく運動されています。

多彩なアクティビティで笑顔があふれる空間

　施設内には麻雀、卓球、カラオケといったレクリエーションの場も充実。輪投げや室内ゴルフなど、手作りの遊び道具を使った活動がユニークでした。
「遊びの中で自然と体を動かし、頭も使えるので良いトレーニングになるんです」とスタッフさん。私もチャレンジしてみましたが、意外と難しく、いつの間にか夢中に。利用者同士の交流も盛んで、笑い声が絶えませんでした。

本格的なトレーニングルームで体力アップ

　トレーニングルームには、全身を鍛えられる本格的なマシンが揃っています。
特に、背筋を鍛える「ローイングマシン」やお腹周りを強化する「腹筋マシン」は、体力維持に役立つとのこと。実際に試してみると、かなり効きました！

「シニア向け」と侮るなかれ、しっかりしたトレーニングが可能です。

初心者でもスタッフのサポートがあるので安心。

利用者の皆さんがイキイキとトレーニングしている姿が印象的でした。

地域のつながりを育む取り組み

　この施設を運営しているのは「労働者協同組合（ワーカーズコープ）」。

地域住民と協力しながら、シニアセンターだけでなく移動支援や介護予防など、さまざまな活動を展開しているそうです。
　高齢者が「助けられる側」だけでなく「助ける側」にもなれるような仕組みをつくるのが目標とのこと。地域課題に向き合い、シニア世代が社会の主人公として活躍できる場を提供しています。

編集後記

　シニアセンターは、運動や交流を通じて心身の健康を維持するだけでなく、地域社会のつながりを深める場所でもありました。特に印象的だったのは、利用者の笑顔と元気。スタッフの皆さんも温かく、訪れるだけでパワーをもらえる素敵な施設でした。

人生100年時代と言われる今、こうした地域の取り組みがもっと広がるといいなと感じました。また機会があれば、ぜひ再訪したいです！

ブログをご覧の皆さまも、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか？

施設の利用は那須塩原市民で65歳以上の方が対象ですが、見学だけでも新たな発見があるはずです。

最後までお読みいただきありがとうございました！

施設の概要

温泉を活用したプール
- 温泉を引き込んだ温かいプール（水温35℃程度）で、歩行やストレッチを行う専用のトレーニングプール。
- 筋力トレーニングやリハビリに役立つ。
- 利用者の多くが体力や機能回復を実感。
多目的ホールと交流スペース
- 麻雀やカラオケ、卓球、室内ゴルフなどを楽しめるスペース。
- 特に輪投げや室内ゴルフなど手作りのゲームも提供。
- 利用者同士の交流や脳トレーニングができる。
トレーニングルーム
- 全身運動をサポートするマシンやエアロバイクを設置。
- 本格的な器具を使った運動で筋力向上、腰痛防止などに貢献。
- 初心者向けの指導プログラムもあり、安心して利用可能。