知ってる人、知ってる場所が水害。「あの人は?、あの人も・・・」

現地と打合せした午後。洪水

 

 3回目の能登に行ってきました。

1回目は1/1から半年たった6月末

2回目は9月2週目。

3回目は10月末。 9/21の水害の後、今回初めての能登半島。9/21は、たまたま午前中に現地の人とLINEをつないでもらっていて、その日の午後に大雨が…。被災状況のご連絡をいただきながら、あの人はご無事なんだろうか、あの方は?あの方も、どうかご無事で。と、願いながらテレビを見ていました。

 

音楽イベント、肩の力が抜ける時間に

 今回の水害は、地震から半年たっても景観が変わらないところにあった豪雨だったために地震の時に崩れていた土砂・木などが流れて、ダムになって、ダムが決壊して、これだけの大きな被害になってしまったと聞いています。現地の人から「地震の時はこうだったけど、今回はこんなに動いてくれない」という国の救助活動の現状を聞いて言葉が出ませんでした。

 今回、私の能登での活動は音楽セラピー&ミニライブイベントの開催。音楽の力は、、、偉大ですね。音を共有して、歌を聴いて、声を出すことで心にアクセスできるんですね。奥能登の人たちにとって、ちょっとでも、その場だけでも、肩の力が抜けるような優しい時間になっていたら嬉しいと願うばかりです。

 リピートで来てくれる方、昨日良かったよって朝会いに来てくれる方、行けてないけど素敵な音が聞こえてきたと感想を伝えてくれる方、こんなに声出すの80年振りと綺麗な歌声を聞かせてくれる方、自分疲れてたって気づけたよって教えてくれた方。

 

無事だった人も、そうでない、会えない人も

 前回足湯でお会いした人とは、ご無事でいてくれて、また会えてよかったとハグしながら2人で泣いてしまったり、何度もお世話になった宿のお母さんとお話できたり。とても貴重な時間を過ごすことができました。

 「なんでボランティアに行くんだろう」と上手い回答が見つからないけど、また皆さんに会いに行きたいな。今回は、言葉にできないような気持ちがぐるぐるしていて整理できていないんですが、迷いながらも現地に足を運べて、音楽セラピーに携われて良かったです。(森満里奈さんFacebookより転載)

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