街並みは圧倒的に人手不足で変わりなく、ためいきがでる。
自然は変わらなく美しいけど、まちなみは圧倒的に人の手がないことが理由で変わりがなく、ため息が出る。震災を機に農業をやめる人や、酒造をたたむ人もいました。
今回の能登での災害ボランティアは、足湯提供と、万燈会という金蔵地区でのお祭りの準備。足湯をしながらマッサージしたり、お話したりすることで鬱屈とした仮設住宅暮らしにすこしでもほっとする時間を過ごせてもらえたら。
八十歳過ぎのおばあちゃんに何度も、「こんなことしてもらったのは初めてだよ。きのどくに」(方言で「ありがとう」の意味)と言われた。あとは子どもと遊んでめっちゃ楽しかった!その子は足湯をするときにいつも楽しみにしてくれていて、朝一で遊びにきてくれる子らしい。お年寄りが多くて、遊び相手が少なそうだった。
ボランティアは多種多様。=何が復興につながるか、答えは一つではない証拠
お祭りはろうそくを地区中の道路に置いて、8/15に点火する、その地区で15年以上続いてきた行事🕯️ 住職さんから直接お祭りの歴史を聞けた。コロナの影響で4年ぶりの開催で、普段なら地域の人と準備をしていたが、この震災でそれも難しく、外部のボランティアがお手伝いしている。
災害ボランティアの活動は多種多様で、経過時期や地域によっても様々。それはイコール、何が復旧や復興につながるのか、答えは一つではないということだと思います。やっぱり一人一人の人生があって、暮らしがあるからこそ、まずはその声を聞かないと何ができるかすらわからない。たかが1泊2日のボランティアに、究極は何もできないのかもしれないけど、その声を聞くことだけでも、何か力になることがある。
2月に一度行って、またいつか行けたらな〜と思っていたところに、森見登美彦さんの「恋文の技術」読んだら能登が出てきて、なんとなく行きたい欲が膨らんで、行くことができました。
高校生も参加してたよ。