6月17日のゲストはさくら市社会福祉協議会の仲根信行さん。
2022年6月末から、さくら市社会福祉協議会の中に「フードバンクさくら」がスタートしました。
さくら市初のフードバンク
フードバンク(以下FB)は、賞味期限内で十分に食べられるにもかかわらず廃棄される食品を企業・個人から寄付してもらい、生活困窮世帯や福祉施設などへ無償で提供する活動です。食品を受け取る団体では食料費を別の活動へあてられるメリットがあり、また食品ロスの削減が見込める等利点があります。「単なる食品支援」が多い全国のFBの中で、FBさくらは「相談つき」というのが違いです。
今までさくら市にはFBの活動がなく、Vネットに同居するFBうつのみややFB県北(大田原)など周囲のFBが対応する現状でした。
食品配布だけじゃなく生活相談も
FBさくらでは食品配布だけでなく、生活の相談も受けています。県内で10か所あるFBですが、その中でも食品配布だけでなく、生活相談も一緒に行っている場所は6か所です。食品配布だけでは目の前の現状の解決にしかつながりません。食品配布を窓口として、その人の生活の根底にある困りごとを聞き出し、解決するお手伝いをしています。
ここの運営はFBさくら運営協議会が中心となり行っています。食品の受け入れや、食品管理等はフードバンク運営スタッフ(ボランティア)が行うそうです。
企業さんや各種イベントでフードドライブを定期的に実施し、食品募集を募っているそうです。もし見かけた際は協力してください!