箱石さん「自立生活の本」出版費用クラウドファンディング中!

 全身性障害者が街で暮らす、を栃木県内で実践しているのは6~10人位だと思いますが、この箱石さんはその草分け。矢野が知って25年になりますが、その時には生活保護法の「介護加算の厚生大臣承認基準」をとって、宇大校門前でビラをまき、介護人(ボランタリーな人)を集め、雇って暮らしてました。箱石さんは玄関に車いすが入らず、ベランダの柵を切り取りってそこから出入りしてましたねぇ。

『こんな夜更けにバナナかよ』がヒットしましたが、札幌だけじゃなく栃木(宇都宮)にもいるんだということを知ってほしい。特に特別支援学校の先生とそこに通う若者たちに。クラウドファンディングやろう!と発案したのは宇大学生の介護人さんですが、介護バイト1泊やると1万円以上になり、週1やればアパート家賃と食費も出てきてしまう額。コロナで飲食バイトないビンボー学生には非常に優れたバイト。しかも今時ない3級ヘルパー(2日間講義)でOK。だから若い障害者とビンボー学生の共生関係(ヤドカリとイソギンチャク)をどんどん作れば、

・ビンボー学生⇒効率的な夜バイト

・障害者⇒街で自由に一人暮らし

になる、と思うわけです。結果的に福祉のまりづくりになります。

だから、この本を特別支援学校の先生と障害者学生が読み、勇気と独立心をもって実践する障害者若者を輩出してもらいたい!

クラウド現在18万円。目標は70万ですが、寄付した人には本が来るので、予め予約したものだと思うといいです。

 

クラウドサイトはこちら

 

動画もありますので見てください。

なお箱石さんは自分の所に介護人を派遣する事業所の代表(社長!)。障害者たちみんなで事業所を作り運営しているのです。こんなのもシュールな生き方ですね(やの)