2/23(日)に行われた『子ども冬あそび』。場所は那須塩原市にある那須野が原公園でした。
このイベントは、親が忙しかったり、経済的余裕がなかったりし、なかなか遊びに行けない子どもたちに、「自然の中で色んな経験をして思い出を作ってもらおう!」という想いのもと発足しました。
企画運営は、学生・若者ボランティア8名。
”ボランティアは初めて”な人、”以前子どもと関わるボランティアをしていた”人、”大学の春休み、なにかしたい!”という人など、個性豊かなメンバーが集まり、約2ヶ月間ミーティングを重ねて準備してきました。
当日は県内の子どもが4人集まり、大人の助っ人さん合わせて総勢20名。世代を超えて盛り上がりました!
●チーム対抗!オリジナルカレー作り
2チームに分かれて、カレー作りをしました。といっても、ただ作るのでは面白くありません。チームで話し合いながら、秘密の隠し味やトッピングを入れて、美味しいオリジナルカレーを作りました。ソースやトマト缶、コーン、うずら、ビッグカツなどなど…
「これを入れたらおいしいんじゃない!?」「どれくらい入れるー?」など、いろんなアイデアが飛び交いました。見事どちらもおいしく、個性的なカレーが出来上がりました!
子どもたちは野菜を好きな形に切ったり、みんなで協力して作ったことが心に残ったようです。
●めざせクイズ全問正解!公園探検ウォークラリー
学生の企画の目玉は、公園探検ウォークラリー。チームで公園を歩き、5つのチェックポイントでミッションをクリアすると、クイズのヒントが得られます。ミッションはけん玉や葉っぱじゃんけん、宝探しなどさまざま!さすが子どもは風の子。広い公園をあっという間に回ってしまいました!出発早々、道を間違えたチームも諦めず、ゴールに辿り着きました。
●たき火でおやつ
デイキャンプ場では、1日中大人の助っ人さんたちがたき火を燃やしていました。子どもたちは薪や落ち葉を焚べるのがはじめての経験だったようで、楽しそうでした。また、寒くなったときにみんなで囲むたき火はとても暖かかったです。焼き芋はホクホクでとても美味しかったです。
今回、フードバンクうつのみやに食品での応援をいただきました。おかげさまで、美味しいカレーやおやつをみんなで食べることができました。ありがとうございました。
学生ボラにとってもいい思い出に
さまざまな動機で参加した学生・若者ボランティアがアイデアを持ち寄り、このメンバーだからこそできた企画。
「普段子どもと関わる機会が少ないので少し不安だったが、楽しかった。パワフルな子どもたちから元気をもらえた。」
「企画運営に携わったことで、大学の春休みがいいものになった。」
「自分のためになる時間だった。」「もう少し子どもと仲良くなりたい」…
学生にとっても、気付きを得られる経験となりました。
あそびで見える、子どもの笑顔や成長
当日までハプニングだらけでしたが、子どもたちのいきいきとした姿を見ることができ、やってよかったと感じました。また、夏キャンプに来ていた子どもと再会。前より仲良くなれた気がして嬉しかったです。
初めて出会った人と一緒にご飯を作り、食べて、遊んで…
たった1日、時間をともにすることで、子どもがリラックスしていったり、協力して行動していったりする変化を見ることができました。
子どもの笑顔や成長が、この企画のやりがいだと改めて気づきました。
この企画は当初、1泊2日で行う予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で規模を縮小することになりました。
悔しい気持ちもありますが、短期間でここまでの企画ができたことや、より子どもの安全を考えたプログラムができたことは嬉しく思います。
たくさんの方にご協力いただきました。ありがとうございました!
またぜひ、1泊2日の企画をリベンジし、たくさんの子ども、学生・若者ボランティアと開催できたらと思います。
(インターン学生みやさか)