10月16日(水)16時~、ぽぽらにて、「がんばろう!栃木 情報共有会議」が行われ、県内外の行政、民間、24団体38人が参加しました。趣旨は「民間、社協、行政などがお互いに情報共有し、連携の取れた支援を行う。これからの必要とされることを出し合う。」ということでした。
まず、各地域の被害の様子や支援の様子を共有しあいました。断水が続いている地域の状況や、被害少ないからこそ手伝えるということ、県外の事例などが出されました。
次に課題共有が出されました。
*断水が続いている地域や緊急度が高い地域
→全容をなかなか把握できていないので共有必要。
*支援組織同士の物資のマッチングや被災された方の必要な物資の集め方
→県外の他の災害支援では、片付けに必要なバール、丸のこ、工具などの貸し出しセンターを立ち上げ、必要なものを貸し出せる場を作ったという事例や、軽トラなどのニーズにあわせ、車の貸し出しなどもされていたそうです。
*生業、商業、地域経済のダメージの復興
→炊き出しに飲食店が手伝ったり、ボランティア向けの弁当販売の協力店が現れると、お店にとってもメリットある。復旧の次に求められていくことを、どう支援できるか課題。
*「水害にあったとき」冊子の活用
→日本語版だけでなく英語版の拡散も必要。
*判断能力がない方への片付け支援
→日頃から寄り添っている人とどう連携できるか課題。
*ボランティアセンターとボランティア保険
→ボランティアセンターで関わることで、保険加入の徹底、その後の見守りの役割もあることを再確認。一方でボラセンを通すことの周知がされているか疑問提起もあり。
継続的に情報共有会議をする必要があるということでまとまり、佐野、栃木などの県南、那須烏山などの県東との情報共有もしていくことが出されました。
次回の会議は、
10月23日(水)16:00~
とちぎボランティアNPOセンターぽぽら