9/11・3時に北海道、厚真町に来ています。途中のコンビニ(千歳市)に地図を買うため入ったら食品棚はほとんど何もなし。「毎日入荷するけど量が少ないのですぐに売り切れ」と店員さん。今日開設したボランティアセンターに行き、事務所の人に挨拶「災害ボランティアの調査に来たんですけど」というと、VCスタッフはほとんど道内社協の人が交代で来ているようでした。
屋内片付けのニーズが多いみたいで、今日は25件、1件で4・5人に来て欲しいとの要望でした。
全壊31、半壊17というのが今朝の新聞情報でしたが、たしかに北海道の家は頑丈にできているのか、傍目には
大きな損壊がないようでした。しかし、停電で避難所運営が広範囲(札幌などにもある)ので家屋調査の応急危険度判定ができていない可能性もあり、半壊・一部損壊が今後増えてくる可能性もあります。この町の避難所で一番多いところは600人、他は100人が3か所ぐらいだったかなと思います。
「避難生活も5日目なので心配だよね。足湯とかやるといいよねー」というのはオープンジャパンのトム&ヒダさん。VCで暇にしていたら声をかけてくれ、探していた宿所の情報もゲット。なんと2人は愛媛・西予市から新潟経由フェリーで小樽から入ったとのこと。
「屋内片付ければ住めると、老人ホーム入居のおじいちゃんから貸してもらった」とのこと。栃木から来るなら一緒に使おうという話になり、見に行きました。2年まえまで住んでいた家は、庭の草が伸びて空き家でしたが、電気は通るとのこと。水は町内全域で通っていない。
「水が出るまでまでしばらくは避難所かもね」とトムさん。北海道内のボランティアでできると思う、北海道の人に避難所運営の技とかを伝えて表に出ずに応援したい、と述べていました。カッコイイですね。(やの)
長期&意外に過酷かもしれないボランティアですが、大募集中です!