「花王助成金」贈呈式と「たかはら子ども未来基金」学生報告会をやりました。

とちぎコミュニティ基金の花王ハートポケット倶楽部地域助成の贈呈式と、たかはら子供未来基金の学生インターン報告会を3月3日にぽぽらで実施しました。

 10時半から12時半まで、24名ほどが集まりました。

 

11回目となる今回の花王ハートポケット倶楽部の地域助成を受ける団体は下記の6団体です。第1次の書類審査に通過した6団体の皆さんが集まり、社員投票で選ばれた第2次選考の結果が発表されました。

 

・メイン助成

みらい・ともに・すすむ(20万円)

子ども食堂ネットワークかぬま(10万円)

ボランティア わおん(10万円)

・サブ助成

NPO法人地域生活相互支援 大山田ノンフェール・くらねぇ(3万円)

ちいきカフェ「円と縁」(3万円)

NPO法人 こころのバトン(3万円)

 

メイン助成を受ける「みらい・ともに・すすむ」の中田さんは、

「東日本大震災の時に団体の設立をし、被災した障がい児者を支援する目的で、「とちぎ防災フォーラム」を実施していました。継続して防災フォーラムを実施するほかにも、最近は誰もが楽しめる映画上映会も行っています。

ユニバーサルデザインという言葉のように、ゼロからプラスになるようなユニバーサルシアターとして、誰もが楽しめるシアターを目指しています。

3月31日には「夜間保育園」、4月7日に「さとにきたらええやん」の上映会を開催予定です。いただいた助成はこのようなユニバーサルシアターの活動のために大切に使わせていただきます。ありがとうございます。」

と紹介いただきました。

 

そのあとは、たかはら子ども未来基金は、今年から始まった基金です。

子どもや若者の未来を応援する目的で、県北在住の夫妻が設立した基金です。全ての子どもや若者が等しく人生を拓く機会を得られるように「たかはら子ども未来基金」を創設し、特に栃木県北地域の子どもや若者を支えていくことを目的としています。この助成金は、助成部門と学生インターン部門の2つの部門があります。10−3月の6ヶ月間のインターンの活動報告会を実施しました。NPO法人市貝子育てネット羽ばたき、NPO法人トチギ環境未来基地それぞれに1名ずつ学生が活動しました。

 学生の報告では、「子どもたちに合わせて遊んだり、勉強を教えたり、いろいろな経験ができた。地元の市貝町が好きになった。今後も関わっていきたい。」とありました。受け入れた団体の方も、「なかなか接点のなかった学生の意見が聞けて新鮮だった。今後も若い方にもどんどん知ってもらいたい。」と報告いただきました。

 

来年もたかはら子ども未来基金では、学生の活動を応援するインターン部門と助成部門の助成を実施予定です。募集要項が決まり次第、発表します。(大木本)