先日24日、岩泉へボラバスを出しました。前回のブログでは安家サテライト出発直後に報告したため、速報状態の記事でした。
盛岡駅で県社協主催のボラバスに乗り換えが、今回の大きな変更点です。
それも含め、盛岡駅出発後の紫波SAまでの間にふり返りと共有を行いました。
前回の久慈市では17名1チームでの活動。対して今回の岩泉では県社協バス60名ほどでまとめてマッチングしたため、ボラバス参加者は散り散りになり…。ボラバス参加者の一体感で議題を振ると、面白い意見が多く出ました。「家主さんとじっくり話ができた」「ご家族の昼食の席に招かれた」「技能の優れたスペシャリストの方と出会えた」など、私の懸念をよそに好意的な意見でした。
実際、18名が6カ所くらいに分かれての活動、さらに午後に転戦を指示された方も多く、かなり作業はみっちりといった感じでした。
ふり返りの意見の中で「担当するお家の振り分けが挙手制だったので力の配分を考えたものでなくていいのか不安だった」と、災害ボランティアの経験が浅い大学生のマッチングに対する素直な意見がありました。
他の女性の参加者からは「被害が思いの外大きかったこと。たまたま作業先には旅館の息子さんらしい若い方でしたが、被災者の皆さまが高齢の方が多い地域で、もっとボランティアが必要だと思いました。」という意見も出ました。
ボラバスの企画に対しては「もう少し出発時間を早くしてほしい」という意見と県外からの参加者で終業後にコンセーレに移動してギリギリの方といて、難しいものです。同時に時間に余裕のある方は1泊2日を希望、対して日曜日の朝から仕事とか週明けに疲れを残したくない方は日帰りで満足するなど、ここも意見が分かれました。
「今後もいつどこで災害が起こるかわからないので、対応できる体制やボランティアバスの企画をよろしくお願いします。」と男性参加者の感想にありました。
10月もボラバスを出しますので、ご意見と反省を踏まえ準備を進めたいと思います。
参加していただいた皆さま、受入れて下さいました現地の皆さま、関係各所の皆さまへ改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。
10月8日・15日・22日もボラバス出します。人数はいずれもまだまだ余裕があります。是非エントリーして下さい。
(ふじ)