先日9月17日、ボランティアバスを運行して、岩手県の水害へ現地支援に行って参りました。
行き先は久慈市社会福祉協議会 災害ボランティアセンター。参加者は17人でした。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございます。
未経験者の大学生から手練れの大人(50歳代~)まで幅広く集まり、互いに体力差や経験差を補い合った活動ができました。
活動場所は久慈川沿いの空き地とニーズ票で指示されましたが、実際に家主さんとお話ししたら住居内の掃除を行ってほしい様子。床上浸水してだいぶカビていたため、女性陣で拭き掃除を行いました。作業した大学生は「屋内での作業は初めてだったので、カビなどの被害が大きかったことに驚きました」と感想を述べていました。空き地の泥出しも[最初、泥出しの量が少ないと思ったらめちゃくちゃ多かった」という感想が目立ちました。
午前0時過ぎに宇都宮を出て、午前8時に久慈市社協着。作業完了後に社協の建物で入浴でき、さっぱりできました。ボランティア参加者のために炊き出しもあり、豚汁と中華丼が振る舞われました。
道の駅くじで買い物後、17時に現地発。0時半くらいに帰ってこれました。かなりの強行軍であり、運転手さんへ多大なご負担を強いてしまい、次回への反省材料です。運転手さんへも改めて御礼申し上げます。
ボラバスの現状について大学生が書いた感想が印象的でした。「今回のようにバスを出してもらうのがこんなにも難しいと言うことが印象に残った。ただでさえボランティアの人数が少ないのにバスまで規制するのは、更にボランティアの人数を減らす一方だと思いました」
私は現地では別動、現地でレンタカーを借りて岩泉方面へ行って参りました。安家地区のサテライトと岩泉町のボラセン本部を訪問。小本川の流域の数10km至る所で被災、かつ土石流での水害だったため橋は落ち、道は削られ、建物は崩れ、クルマが流されている状態。久慈市街地の都市型水害とまた違う、破壊度合いが大きい地域でした。
現在、次回の行き先を久慈か岩泉かで調整中です。詳細定まり次第、改めてこちらで告知いたします。
(ふじ)