よりそいホットライン栃木版報告会

約80名の人に来ていただきました。
約80名の人に来ていただきました。

 とちぎボランティアネットワークでは、よりそいホットラインのコールセンターの支援運営をしています。

 2014年度は寄り添いホットラインの周知や困窮者自立支援相談事業の説明会的要素の強いシンポジウムを行いました。

 今年度はよりそいホットラインの周知はもちろんのことですが、支援の形を知ってもらって、なにができるのかを考えてもらおうと報告会を設定しました。

 

 

基調講演の栗林理事長
基調講演の栗林理事長

 栃木県は子供の貧困に意識が高い県なので、最近注目を浴びている豊島WAKUWAKUネットワークの栗林理事長に子供の支援の実例を話していただき、その後によりそいホットラインのコールセンター栃木の元コーディネーター山田さんとVネットの矢野事務局長、若年者支援の中野さんそして栗林さんの4名でのパネルディスカッションでより内容を深めていこうとするものでした。

パネルディスカッションの様子
パネルディスカッションの様子

 一番に感じたことは、子供の支援も大人の支援も支援の関わり方が一緒であるということと、個人の孤立化が進み支援を受ける人も支援したい人も情報が分断化されてしまっていることが強く感じました。
 生きづらさを抱え困っている人達を助ける為には、支援機関が少し増えただけでは到底不可能で、社会そのものがその人達を普通に受け入られる様にに変わらないと無理だよなあと思いました。おせっかいな人達に期待いたします。

 

最後に報告会に来ていただいた皆様、報告会を運営していただいたスタッフの皆様。おかげさまで意義深い報告会になりましたことを御礼申し上げます。