子どもの貧困⑤ この国で、自分の足のサイズを知らない子がいます。…【子どもの貧困撃退ラン WEBより転載】

 この国で3度の食事を満足にとれない子どもがいます。給食のない休みの日は3食食べずに過ごします。古くなったパンを食べてお腹をこわすこともあります。

 この国で、自分の足のサイズを知らない子がいます。小さくなった靴に大きくなった足を無理やり入れて履いています。靴を買ってもらえないので、今のサイズがわからないのです。

 この国で、雪の日に羽織るジャンパーのない子がいます。靴下がなくても寒いということもありません。嘆きもせず、グチも言わずにボロボロの衣類を着ています。

 この国で、お母さんが仕事から帰宅する6時まで、たった一人で待つ6歳の子どもがいます。夏はクーラーも扇風機もない部屋で、あせもがいっぱいできました。学童保育に行かせるお金がないのです。どの子も、私たちが暮らす栃木県の子どもたちです。

 支援を必要としている子どもたちが、「自分は大切な存在なんだ」「栃木の子どもでよかった」と思えるよう支えてください。皆様のお力が必要です☆(認定NPO法人サバイバルネット・ライフ代表・仲村久代)

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