8/22より丹波市の支援に入っている坂本からの報告です。
8/22
丹波市には春日町にボランティアセンター本部と、市島地区にサテライトボランティアセンターが設置されている。
レスキューストックヤード・ピースボートのスタッフと合流して現地を見て回る。大杉、徳尾、鴨阪地区は被害が深刻な地区。
被害件数は、全壊16、半壊21、一部損壊16、床上113、床下364。
22日のボランティアは469人
23日の参加予想者数は800人を想定している。その内200人は地元消防団。
ニーズは、本日21件。
地元ボランティア団体のまごころが20人規模で参加しており、サテライト運営手伝いから現場まで何でもやっている状況だが、24日までの活動予定。
8/23
市島のサテライトにて活動。
活動現場の地図の貼りだしを行う。
23日のボランティア数1406名。(市島地区サテライト内)
本日のニーズ50件。(市島地区サテライト内)
そのうち、継続ニーズ28件。
24日の参加予定数。1300人を予想とのこと。
ボラセンサテライト開設後最初の週末。昨日の予想参加者の倍の人数がボランティアに参加。早朝から、慌ただしかったが、地元社会福祉協議会職員を中心に、ボラセン運営スタッフ全員の熱意で大きなトラブルもなく終えることができた。しかし、現場の状況は、土砂流出がひどく、谷の間に集落が点在している場所がほとんどの為、家の両側から泥が入ってしまっている。
現場まわりをしていて、住民の思いを取材した。
・ボランティアが来てくれなかったら、私たちは家を捨てて、施設に入らなければならなあかんかったさかい。ほんまに感謝するわぁ。(80代の女性)
・ほんまは、こんな危ない場所に住みたくはないのさかい。でもな、わしがこの家族を守らなあかんねん。8人家族の主人やさかい(50代男性)
死者が1人でてしまった家では葬儀の準備もできず、家の片付けをしていた。明日から雨が長期間降り続く予報の為、2次被害が心配である。
以上