「母親は僕の言っていることが理解できなくて申し訳ないと言うのですが、僕に言わせれば、理解できないのではなく理解しようとしていないだけです。両親が自分のしてきたことをいつまでも正当化しているうちは、僕には絶望しかありません。」
「自分は、故障した上にガス欠した車のようなものです。両親に変わってもらわない限り自分は自力では走り出せません。」
中学校を卒業後高校に行くことを拒否したT君(28才)は、自らひきこもることを宣言!それはまさに、両親に対する宣戦布告でもあった。
そして13年の月日が流れ、昨年の秋T君がサポステに来所。
その目的は、本人ではなく面談を通して母親に変わってもらうこと。
T君の、その筋の通った信念に塚本も心動かされ加担することを約束、今後は親御さんと面談していくことになる。
こんなにも積極的でエネルギッシュなひきこもりに、今まで出会ったことがない。
今後の行方やいかに・・・乞うご期待!
(サポステ 塚本あ)