最近すっかりブログ掲載をサボっていましたが水面下で活動は継続しておりますボランティア作業班の米山です。
7月27日(土)28日(日)両日日帰りで山形県南陽市豪雨災害ボランティアセンターにお手伝いに行きました。
栃木発は土曜日3名、日曜日8名で朝5時に出発。VCは南陽市中心部から少し離れた山間部にありますが8時半には到着しました。山形市内からですとわずか2~30分程で到着します。
雨に打たれながらの作業
1日目の活動は40名で田畑に入った流木の撤去作業。大きな流木は現地の方により事前にチェーンソーで運べるようにカットされ、それを一輪車で黙々と運び続けました。しかしお昼休みから雷雨に見舞われ作業は中止に。早々の帰宅となってしまいました。
2日目の活動は20名で川沿いの床上浸水の被害に遭ったお宅の泥出し作業。家主さん曰くここまで川が増水して被害に遭ったのは初めてとのこと。泥もかなりの量が溜まっていました。室内の泥出しは午前中に終了し、午後は家屋周りの泥出し。また突然の土砂降りに見舞われ、泥の上はあっという間に大きな水溜まりができてしまい、どうせ汗で濡れるし、このまま中途半端に終わらせたら家主さんが困るだろうと、みんな雨に打たれながらも作業を続けました。完了とまではいきませんでしたが、ある程度目処の立つところまで作業することができました。
黄色い「オルとちTシャツ」発見
今回南陽豪雨災害VCに集まったボランティアさんは土日とも100名弱。見たところ半数は東日本大震災の被災地で活動を続けるボランティアさん、半数は地元山形県内のボランティアさんのようでした。日曜日は地元南陽高校の学生さんの姿も見られました。
土曜日はなんとあの黄色いオルトチTシャツの方が!思いきって声をかけてみると石巻市、大崎市両社協の皆さんでした。Tシャツは小野さんに強制購入させられたとか(笑)。昨年の京都に続き、山形でも小野さんの話題で交流させていただきました。また山元町でずっと一緒に活動させていただいた方々もいらして、リーダーをお願いしましたが、さすが的確な指示を出してくださりスムーズに作業を進めることができました。また今回の各所の水害では、いつもお世話になっている山元町の地元の方々も、震災時にお世話になったからと西伊豆水害支援、天童の断水に尽力され、南陽には道具提供もいただきました。
今回南陽は西伊豆の水害、また山形県内でも各所断水被害が重なったせいか、想定の半数程しかボランティアさんが集まらなかったようです。月曜は21名と激減してしまいました。全国的に各所で大きな水害が起きている状況ですが、被害のほとんどは自分達の力だけでは片付けきれず多くの時間を要してしまいます。南陽でもまだ新たなニーズがあがっておりセンターは8月11日までの継続を発表し、また28日にはキャンパチのあった岩手県一関市でも豪雨により100件以上の床上浸水の被害が出ている模様です。
早い復旧のためにはたくさんのボランティアさんの力が必要です。栃木は東北に最も近い県として東北各地のお手伝いに入れたらと思います。皆様ご協力よろしくお願い致します。
今週末以降の動向については明日の会議と現地状況を確認しながら決定しますが、活動はありますのでご協力いただける方は早めのご連絡をお願い致します。
また宮城県、福島県の被災地各所で活動するボランティアさんも随時募集しております。お問い合わせ、ご連絡お待ちしております。