4/21(日)季節外れの大雪に見舞われた今回の足湯ボラ。東北道は事故で通行止め!どうしたものか…?と不安ながらも、安野さんの運転で雪が降りしきる中を北上し、なんとか石巻にたどりつけました。牡蠣でお世話になっている尾崎地区の方などが住んでいる三反走団地仮設。午前中に到着して尾崎で震災時の様子を聞いてから足湯をすると予定していましたが、雪のため大幅に遅れてしまい大川小学校だけ見てきました。上品の郷でお昼をすませて三反走仮設に向かいます。雪は雨にかわっていました。湯沸かしの準備もスムーズに出来、足湯開始。今回は、マッサージ師さんが2名参加していて、足湯で暖まった後にマッサージを受けるという流れで、皆さん”ほっと”されお茶を飲んで帰られました。30代~60代の方々、15名が参加されました。同じ栃木県の壬生からもボランティアが定期的に来ている話しも伺いました。幾つかの地区の方々が生活しているこの仮設は、自治会長を中心に皆さん”まとまっている!”アットホームな雰囲気でした。参加した足湯ボラは、1回でけでなくまた来たいよね~という有り難い声もありました。「震災から2年もたつとボランティアも少なくなっているのにありがとうね!」という声も仮設の方より頂きました。
尾崎地区や長面地区は、地盤沈下により危険区域で住むことが出来ない地域です。道の駅:上品の郷の近くに集団移転することが決まっているようです。また、6メートルにもなる堤防が作られるそうです。漁業を続けている人にとっては、海が見えない状況になり、複雑な心境です。今後、尾崎や長面の地域がどのようになっていくか、思い続けることも被災者の応援になるのではないかと思います。 (あお)