1/20(日)、石巻市尾崎において「焼き牡蠣大会」を開催しました。栃木県から17名が集まりました。お天気も良く、牡蠣を食べる前に、牡蠣の選別作業です。地元では“クリーニング”と言っているこの作業、海から引き揚げた牡蠣たちはいくつかの塊状態になっています。“みずほや”がついていたり、ムー貝がついているので、それを取り除きます。取り除いたら海水で洗います。40分ほどの作業を終えて焼き牡蠣大会の始まりです。
アミに無造作に牡蠣を並べます。尾崎の西村さんから、挨拶をいただき乾杯です。少~しふたが開いたら、牡蠣用ナイフで貝柱をとって口に頬張ると、「旨い!」とあちこちから歓声が上がります。柴谷さん特製のたれをかけたり、レモンを絞ったり、バターをかけたりといろんな味の牡蠣を堪能しました。温かな日差しの中、心もおなかも満腹です。 西村さんのお仲間も加わって、震災時の様子を聞いたり、牡蠣や長面浦の話をしたりの交流も。途中、ムール貝のお味噌汁も登場。牡蠣は勿論ですが、このムール貝とねぎのシンプルな味噌汁は、ほのかな甘さのある絶品味噌汁でした。
3時間程度の滞在でしたが、牡蠣で楽しむだけでなく津波で何もなくなった地域を見て、被災者の方とふれあい、被災地への思いが深まったようです。尾崎の皆さん、ありがとうございました。 あお