今年最初の活動は昨年に引き続き山元町で有名なぶどうジュースのぶどう畑で瓦礫撤去作業。一度重機を入れているものの、石などが機械に引っ掛かると機械が壊れてしまう可能性があるため、手作業で拾っていきます。
約7000平米ある広大な畑を昨年からコツコツと作業してきました。
12月に宮城県白石市の中学生がボランティア作業に来てくれたおかげで一気に進行し、残り4分の1というところでしょうか。
この日は地元のご自宅が津波で被災後解体し、源さん本部に作業してもらったという男性が隣町から作業に参加してくださいました。
休憩のたびに町の風景をしみじみと見つめ、昔のことを思いだし説明してくださった姿が印象的でした。
そして残念ながら今週から山下駅と東保育所の解体工事が始まりました。ただ見つめるしかない地元の方々の怒りや悲しみ寂しさの心のやり場もないまま、町の風景は変わっていきます。私達はただ話しを聞いて頷くことしかできませんが、少しでも長くその時間を大切にしたいと思っています。
震災から二度目の本格的な冬を迎え、ボランティア希望者さんは激減しています。あまり宣伝はしませんが、毎週活動はしていますので、ご参加いただける方はぜひご連絡ください。山元町の他にも石巻市尾崎地区、南相馬市へも日帰りボランティア便を出しています。
一度お問い合わせください。東北の復旧はまだまだです。今一度心を寄せていただけますよう、ご協力よろしくお願いいたします。
(yone)