さて、先日のいわき”まけないそう”の続きでございます。
いわき市の小名浜にリスポというショッピングモールがございまして、その中に小名浜地区交流サロン(小名浜ボランティアセンター運営)が設置されています。自宅・仮設住宅・借上げ住宅に住んでいる被災者さんたちの交流の場です。
いわき市在住の被災者で、お仕事として月に300個ぞうさんを作っている新名さん。彼女をはじめ今回3名の作り手さんが、被災者同士が支えあうきっかけになればと、このサロンでぞうさんの講習会を開きました。当日の様子を寄稿してくださったので、ご紹介します。
(ゆ)
********************************
5/19(土)いわき市リスポでの講習会の様子です。
坂本さん,佐藤さん,参加者6名,新明の9名で行いました。今日のいわき市は晴天に恵まれ、ほとんどの小学校で2年ぶりの運動会でしたが、『放射能の影響で孫の運動会は午前中だけでしたので、午後からの講習会に来ました』と言われる方もいらっしゃいました。
今回は宇都宮からVネットのボランティアさんが来られないと言う事で、ドキドキでしたが‥少人数でしたので、和気あいあいと話しをしながら作る事が出来ました。
坂本さんのテーブルには年配の方、佐藤さんのテーブルには若い方という風に2か所に分けました。坂本さんの方には双葉地区から避難されている方がいらっしゃいましたが、前回は人数が多すぎて教えるだけで精一杯で、他の事を話ししている暇がなかったそうですが、今回はいろいろ話せたので楽しかったそうです。
佐藤さんは、『他の人に教えると、自己流になっていた作り方を見直しする事が出来て良かった』と言っていました。
参加して下さった方々から帰り際に、『楽しくて時間がたつのが早いわ~。来月もまた来てね~。』との言葉をいただきホットしました。
当日、『講習会参加は今回限りにします。』とおっしゃっていた作り手さんが、帰りの車の中で『来月の講習会は何日ですか?』と言って貰えたのが、新明的には一番嬉しかったです!
追伸:当日2個買って貰えました。