多くの悲劇を生んだ東日本大震災
早いものであれから1年という月日が流れてしまいました。
震災発生からしばらくは被災された方もそれを支援するほうも無我夢中で行動することで時間が過ぎていきました。品の無い言い方をすれば「火事場の馬鹿力」で、直面した問題を解決していく姿が多く見受けられたような気がします。
被災者の方が仮設住宅に入り一息ついたころからでしょうか、被災者の方も支援する側も「現実」という困難に直面するようになっていきました。
被災者の中には元の生活に戻るまでに複数年かかってしまう人が多くいます。その間の生活費、仕事、子供の教育、就職、そして戻るか戻らないか。ほんの一部の人はボランティアの支援を受けて復興を遂げる人はいると思いますが、今回のあまりにも被災した規模の大きさを考えると、今のボランティアの活動で解決できるものは小さく、力の至らなさを痛感する現実と直面しています。
まだまだ先の長い活動にはなりますが、被災者の中でも孤立してしまう人などにスポットを当て支援する方向性をも考えながら活動していければと思いますのでみなさんのご協力をお願いします。
Tok