ここのところ、週1~2回ペースのキャラバン巡業。
でもお招きする被災者さんは毎回変わるんですよ。
今回は宮城県の気仙沼からお母さんがお二人、福島県の白河からご夫婦1組の計4名。
この日のキャラバンは「とちぎYMCA」主催で、トライ東のふれあい祭りと同時開催です。
気仙沼のお二人は同じ仮設住宅でまけないぞう作りをされています。コミュニティ作りの大切さを意識されていて、ぞうを作っていない方にも「お茶のみしましょう」と声をかけるムードメーカー的な存在のよう。こういった方がいる仮設は全体の雰囲気も良いようです。
白河のご夫婦は、一時仮設住宅に入居されていましたが、今はご自宅に戻っています。しかし、仮設で仲良くしていた方を訪ねて行ったときに意外な言葉を言われ、ショックを受けたお話をされていました。
被災の状況は人それぞれ。帰れる人を仮設で見送る側の辛い気持ちも察せられる話でした。
そんな時こそ、私たちよそ者の出番なのかもしれません。
こんな声を拾ったことがあります。「被災者同士で話をしていると息がつまるときがある。よそから来た人達と話をするのは気分転換になるし、その一時だけでも震災のことを忘れられる」と。
問題解決はとうてい無理でも、繰り返し訪れて寄り添うことに意味はあると信じています。
ゆっきー