実は2月3日の出来事です。
午後になりまして一人の老人が事務所を訪ねてきました。顔を見たら毎月最終水曜日に行っている食事会に参加している人でした。
話を聞くと自分の自宅の場所を教えに来てくれたのでした。彼の年齢は80歳になるそうです。アパートらしき場所に住んでいるが、電気、水道、ガスを金銭的な理由で引いていないそうです。
最近自転車で転倒しらしく足が痛くて満足に歩くことが出来ずやっと歩いている感じです。
暖房もない部屋で寒いのを我慢しているそうなので、使い捨てカイロと食糧(缶詰パン)を渡しました。帰りぎわに「もう生きていてもしょうがないと思っているんだ。でも私の話を聞いてくれるところが出来て助かります。」と言って帰って行きました。
「水曜日の夜に夜回りをしているから、自宅にいなさい食べ物持って行くからね。」と話し彼と別れた。
どうやら夜回りポイントが一つ増えた瞬間でした。
「寒いけれど夜回り頑張りますか。」と一人心の中でつぶやいたのでした。