今からさかのぼること1日(要するに昨日)一人の若者が事務所前を通りがかった。
スタッフがたまたま声をかけた。話を聞くと福島県から来たという。
原発の近くの工場で震災にあった。今は宇都宮に住んでいるが仕事を探している、生活状況は厳しいとのこと。食糧はフードバンクにあるので困ったら提供すると話したところで、彼は去って行った。
次の日、早速彼が事務所に現れた。話を聞くと彼は沖縄県出身で福島県の工場で働いていたそうだ。震災で避難して今は宇都宮市に住所を移して住んでいる。被災に関しての公的支援は一切受けていないとのこと。
出身地でもなく現在宇都宮に住所を移してしまっているので、公的支援が受けにくい環境となって、収入も無いため経済的に疲弊してしまっているようだ。
とりあえず食料を渡し(ガスは使えないので缶詰パンとカップラーメン)また困ったら来てくれと話して帰って行った。
いつもどっちつかずの中途半端な境遇の人はセーフティネットから外れてしまいますね。