何を言っているか分かりますか?
これは気仙沼近辺の独特の言葉です。※意味は下に書いてあります。
この言葉を始め、気仙沼を支援し始めて最初に戸惑ったのは方言でした。自分は東北に親類がいるので大体は聞き取れましたが、それでも気仙沼独自の単語などには苦労しました。
現在仮設支援が本格化してきて、人と接する機会が多くなってきて話題に挙がるのがやはり方言です。週末隊に来られた方々も話が分からず困っている場面も多々見られます。
そんな“方言”を、皆さんにご紹介したいと思います。
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発音
- シがスに聞こえる
例:鹿折(ししおり:地名)→ススオリ - カ行・タ行がガ行・ダ行に聞こえる
音が籠って聞こえるのはこの為 - 3、キがチに聞こえる
例:救急車→チューチューシャ
- シがスに聞こえる
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文法
- 「〜サ」→「〜に・〜へ」
例:仮設さ行ぐ - 「〜ベ・〜ッペ」
例:がんばッペ(がんばッペシとも言う) - 「〜ッコ」
例:お茶ッコ
- 「〜サ」→「〜に・〜へ」
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単語
- 「ナゲル」→捨てる
- 「ダカラ」→相手の話に強い同意を示す時に使う
- 「てんでんこ」→てんでバラバラに、1人1人それぞれに
- 「やんた」→嫌だ
- 「えがった」→良かった
- 「おらい」→俺たち
- 「おだづなよ」→ふざけるなよ(自分を鼓舞する意味で)
- 「やばいん」→一緒についておいで
- 「はまらいん」→輪に入りなよ
- 「食べなさい」→け
- 「食べます」→く
- 「こんばんは」→おばんです
※今回ご紹介した方言はほんの一部です。
今回気仙沼に来てみて、コミュニケーションにおいて言葉は本当に大切なのだと痛感させられました。
皆さんも“気仙沼弁”を覚えて、仮設支援をしてみませんか?
■追記■
仮設支援でもう1つ大切なのが“笑顔”です。人相の悪い自分は、仮設住宅にいる時に何度も警察の方に話しかけられました(笑)そんな時は“笑顔”で返答すれば大丈夫! 仮設住宅の住民の方も同じだと思います。“笑顔”で挨拶すれば住民の方も受け入れて頂けると思います。(キャンパチ駐在 K)