今日は次世代に伝える。原発避難12年目ラジオです。ゲストは三浦秀一さんです。福島県南相馬市から栃木県に避難してきました。
原子力発電所がまさか爆発するなんて思ってもいなかった三浦さん。爆発したときはとても驚いたという。「原子力は麻薬」という言葉があるらしい。原発の維持費はものすごくかかるのに国からお金がもらえて町が潤っていくため、原子力から離れようにも離れられないのだという。また、原子力発電所は簡単に壊すことができないのだ。中に入っている放射能をそのままにしておくわけにはいかないからだ。使わなくなって、お金を生み出さなくなった発電所でも管理するためお金と人が必要なのである。
視覚障害者の母と暮らしていた三浦さん。目が見えずトイレの場所がわからず、とても大変だったそうだ。避難所は健常者が来ることしか想定されていないため、障害を持つ方が置いてかれてしまうのだ。避難所では寝たきりの人ばかりの部屋があり、世話する人がいないため、においがしてきてとても環境が悪かったという。避難所で障害を持つ人が過ごすのは困難だと判断した三浦さんは避難所からすぐ出たという。
今回は原発事故前と事故後の原発に対する考え方の変化や弱者のための避難について話していきたいと思います。
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(加藤