大きな震災が発生すると多くの人が避難所に避難するわけですが、水道が使えなくなるとトイレも同時に使えなくなります。
困りますよねえトイレが使えないと。
仮設のトイレが来るまで2~3日は自分たちで何とかしなければなりません。
このトイレ問題は阪神淡路大震災以降なかなか解決されていなく、同じことが今でも繰り返されています。
鹿沼市社会福祉協議会がここに目をつけて震災時のトイレ講座を開くことになったのです。講師の山本耕平(ダイナックス都市環境研究所所長)さんをとちぎボランティアネットワークの矢野さんが紹介して実現しました。
1時間話を聞いて、1時間実際にダンボールで簡易便所を作るというものです。
簡易トイレを作る段階になると、皆さんとても夢中でトイレを作りはじめ皆さんそれなりに便所というより簡易便器を作ることが出来ました。完成して座ってみてもびくともしない頑丈な便器が出来ました。
なかなか楽しいコロンブスの卵的災害講座でありました。
徳山 篤