第6回白河人材育成センター活動報告

5,18(土) 白河は四季折々の季節感を感じられる風土。周辺にはツツジがあちこちと咲き出しており初夏の風物が、すでにこの地にも着ていることが伺われる  爽やかな5月の風に後押しされながら、宇都宮から車で約1時間ボランティア女子5名白河人材育成センターへ向かう。東日本大震災から2年3ヶ月、被災者対象の茶話会を催し今回で6回目。会議室、調理室を白河市支援課のご協力でとって頂きました。今回は借り上げ、仮設の初めて参加者、白河市の支援課2名と新鮮な顔ぶれで始まる。

 午前中、前回と同じブルース、男女に別れ、被災者も教えに回る。マンボ、オクラホマミキサーと続く。始めは中々合わないがだんだん揃い、笑顔と歓声で溢れる会場、皆、生き生きしてる。スキンシップってこんなに心を和らげるのかと実感する。 昼食はナポリタン、野菜スープ皆で作る。調理室に移動し、刻み、炒め、食器準備等等自分で仕事を見つける。何時もながら感心する手早さ…やっぱプロだもんね~
 昼食を食べながら茶話会、初めて参加の人は南相馬の方で、被災地の手付かず現状を語る、双葉町の方は一時帰宅、帰って見た現実、「もう帰らなくていい…」食事後、童謡や北国の春を唄う。「あの故郷へかえろかなぁかえろかなぁ」「帰れるものなら帰りたいよね」と誰かがつぶやく。被災者の現実は精神的苦痛、相変わらず持てない将来の希望、不安、この2年で少しも進んでいないことは山ほどあります。被災者と言うことを隠す、新たな問題、難しい宿題も出てきている。人の敵は人じゃないのに・・・
 後日、仮設のおばちゃんに、「行きたいのに知らなかった…」とぼやかれる。やはり声かけの必要を感じ、反省しました。ご協力頂きました、白河市支援課、とちぎコープ、フードバンクに感謝いたします。大河ドラマ「八重の桜」でも観光客が増えたとか…白河だるま 白河そば 白河ラーメンを食べにみなさんも是非足を運んでください。 monma