東日本大震災が発生してから丸2年という日を迎えてしまいました。
3月10日の日に東京へ研修に行っていたんですが、その日は東京大空襲の日で慰霊祭が研修施設の隣の公園で行われていました。
東京大空襲においては、10万人以上の方が亡くなっている事を考えると、日本は不幸な日が2日続いてしまうことになりました。
阪神淡路大震災をきっかけにVネットが発足して、数多くの震災や水害、更には火山の噴火においても災害救援活動を行ってきました。
東日本大震災においては、過去の災害に対して突出して活動支援金も集まりましたし、派遣したボランティアも一団体としては膨大な数を現地に送りました。しかし、今回の震災においてはあまりにも被災地の範囲が膨大であり、一地区だけの活動というわけに行かず、その広さに人も金も飲まれてしまい、復興の姿が今一つ見えて来ないまま2年という日は来てしまいました。
私たちは被災地・被災者支援について岐路に立っています。一関市にある宿泊拠点(キャンパチ)も3月末で閉鎖となります。現在行っている被災地・者支援活動は形を変えて引き続き行っては行きますが、それと並行して私たちが行ってきた支援の検証も行い、次に発生する大規模震災に対して備えて生きたいと思っています。
検証については、オールとちぎ会議で行っていますので興味のある方は参加してください。
徳山 篤