本日は、市貝町でNPO法人オオタカ保護基金さまが行なっている、「里山のタカ観察会&里山保全活動」に行ってきました。
実は、損保ジャパンさまが主催する「SAVE
JAPANプロジェクト」という、日本全国の希少生物を守るためのチャリティ企画がありまして、その栃木県担当としてVネットとオオタカ保護基金が参加することになっているのです。守る希少生物は、「サシバ」というタカの一種。
今回は、6/9に予定されているSAVE JAPANプロジェクト「田んぼの生きもの観察会&里山保全活動」の下見として参加してきたワケです。
しかし、天候は生憎の大雨!昨日はあんなにいい天気だったのに・・・。残念ながら、サシバも見れず、里山保全活動はできませんでした。
その代わり、サシバが餌にするたくさんの生物を見つけることができました!カエル、アメンボ、どじょう・・・などなど。
放棄された田畑や里山は荒れてしまい、そこに住む生物の多様性が失われてしまいます。実は、タカが住んでいるということは、生物の多様性があることを示すバロメーターなんだとか。
この活動では、「サシバを守る」という目標のもと、本来豊かな生物環境だった里山の自然を守っていこうというのが目的なんです。
「自然保護」というと、「大規模開発断固反対!!」というイメージが強いですが、それはもう昔のこと。今では、逆に、適度に人の手が入って成り立っていた多様性のある環境を維持するために、「人の手を入れ続ける」ことが重要だとのことです。
環境保護も、自体によって変わっていくんですね。
SAVE JAPANプロジェクトによる次回の観察会&保全活動は、近日中に募集を開始しますので、お楽しみに!(慎)