準備期間が不足し、ただでさえ年度末の忙しい中、さらに震災発生から1年という区切りが過ぎてしまった今、一般参加者が来るのかという不安を抱えながら開催の日を迎えましたが、多くの参加者が来きてくれてなんとか無事交流集会を行うこともできました。
この交流集会は、とちぎVネットだけでなく県内の被災地支援をしている団体と共同で、お互いに関係のある被災地の方を会場にお呼びして、現地の生の声を聴いて我々にできることを考えるというものでした。
よく被災地支援をしている我々に問いかけられる言葉に、被災地に何が必要ですかと問われることがよくあります。
私個人が現地に訪問している場所についても被災者個人で必要なものが違うし、なかなかひとくくりに言えない状態になっています。
でも被災地に行って感じることは、津波被害にあった企業の多くは再開のめどが立っていなかったり、よその土地へ行ってしまったりして生活の基盤になる仕事の場所がないことを感じます。若い人が収入を求め別の場所に行ってしまうと、超高齢化の地域が出現し住民の大半が年金生活者となりかねません。
何かしたいけど何をしたらよいかわからない人は、現地を訪れ被災地でわずかながら販売している物産を買ったり飲食をして、被災地の経済に貢献することを行ってみてはいかがでしょうか。
時間がないという方はお取り寄せという方法もあるかもしれません。
最後になってしまいましたが交流集会に参加されました皆さんありがとうございました。
Tok